流し撮りの練習 備忘録代わりに設定とか撮り方とか
電車のおカオ
飛行機撮りに行ってから 「流し撮り」に目覚めまして。
動くものを撮るときに、 速いシャッタースピードでピタッと止めて撮るのも一つの方法ですが、
あえて遅いシャッタースピードで流し撮ると、疾走感が表現できて インパクトがあります。
主役の被写体だけにピントが合ってて、周りが流れてるように写ってる写真をたまに見ることがあると思いますが、
まさにそれが 流し撮り写真。
前回の飛行機とかがそうですね。
これ、意外と簡単にできます。
撮り方はいろんなページに書いてありますので それを参考にしながら自宅ベランダで遊んでみました。
朝日が ギラリ
基本設定、撮影方法は 低シャッタースピード(1/80以下) AFモードは追尾AF(ニコンなら AF-C)
AFエリアモードは、ニコンの場合ダイナミックAFの9点か、3Dトラッキングで、
被写体のピントを合わせたい一点をフォーカスポイントに捉えカメラを振りながら 連写。
一枚目の電車は ss 1/60 f13 ISO100 150mm
二枚目の車は ss 1/30 f18 ISO100 28mm
カメラを動かしながら撮るため、手振れ連発になりますから 最初は 1/80 とか 1/60 とかから。
被写体をフォーカスポイントに捉えてすぐシャッターを切るのではなく
半押しして追尾AFに少し追わせながら カメラを振っていき、
収めたい構図のちょっと手前からシャッターを押し込むと 手振れは起きにくい気がします。
低速シャッターですので、昼間だと露出オーバーになりがちですが、Sモードで f 値はカメラ任せ。
なので、上二枚は f13 とか f18 とかになってますね。
もし昼間に f 値を指定したかったら、NDフィルターも必要になってくるみたいです。
さて夜も
ss 1/15 f 1.4 ISO640 50mm
これは Sモード Auto-ISO併用で撮ったのですが、暗い状況ですので
カメラの気持ちになって考えると 絞り開放にして ISOで明るさを調節したんだろうなと。
これがバッチリ決まると、「カメラ君、エライ」って話しなんですが、連写中には、たまに間違えます。
流し撮ってる間に街灯などの影響で 思いっきり明るすぎたり、暗すぎたりという写真が発生するのです。
自動で変化するパラメータが複数あると、意図した明るさの写真を撮るのは 難しくなりますので、
夜間には Mモード ss、f 値固定で Auto-ISOにするか、
Sモードで ss、ISO固定で撮るかにした方が 間違いないかもしれません。
もしくは何枚か撮って露出決めたら 全部固定とか。
さてどんどんシャッタースピードを 遅くしていきましょう
Mモード ss 1/8 f4 ISO2000 18mm
電車も 設定値は上と同じです
シャッタースピードが遅くなると、疾走感がより増します。
周りの流れ具合は ss の数値だけで決まるわけではなく、
おそらくカメラと被写体との距離や、被写体と背景との距離、焦点距離なんかによっても変わってくるんだと思いますが、
同じ場面、物を撮る場合、ss の遅い方が、スピード感がある写真になりますね。
しかし、それに比例して難易度は高くなっていきます。 何十枚も撮って まともなのが1~2枚。。
構え方とか振り方とか、カメラのAFもシビアになっていきます。
上の二枚は 流れる街灯の線をより多く入れたかったので、広い画角で撮ってみました。
車は上手くいきましたが、電車はピントがシビアでしたね~~
翌日の朝6時ごろから 懲りずに流し撮り ss 1/8
Sモード ss 1/8 f 5.6 ISO100 18mm
充分明るいだろうと思って ISO100固定 1/8 のSモードで撮ったけど、案外暗いのかな? f 値は 5.6に。
f 5.6 だと やっぱり被写界震度は浅いですね。
ヘッドライトの一部にしか ピントがきていない。(それとも手振れ?)
夜はなんとなくごまかせるけど、日が昇ってからは 絞りも最低10ぐらいにはした方がいいかも。。
貨物電車 設定 上と同じ
電車みたいに長いものは、全部にピントを合わせるのは至難の技になります。
でも後ろの方がブレてる方が スピード感あるかな?
ここから確率を上げていくのは 頭で考えるより 練習量ですね。
いや~~、流し撮り、面白いですよ。
まぁ、水中写真では ほぼ使わないと思いますけどね(^^;;;
今度 ノーストロボでベラとか撮ってみようかなーー
自宅ベランダにて photo by nobu ( D7100 )
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by nobmami | 2015-02-24 16:10 | カメラ・レンズ・写真